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断捨離の仕方はいつ覚えるのだろう【モーリフォトエッセイ#11】

新居に引越しをして早二週間。断捨離できない雑貨に埋もれながら生活している。

 


 

物の捨て方がわからない

モーリフォトエッセイ#11

物の捨て方はみんないつ覚えているのだろう。子供の頃って「片しなさい」とは言われるけど、ちゃんとした片付けのやり方を教わったことがないように思う。私の知っている片付けは床に散らばったものを箱につめるタイプの片付けで、捨てたり分類したりするタイプの片付け方はどうやって身につけていくのだろうか。みんな大人になる段階で捨てるということを覚えるのか。家にあるもの全部大事な気がするし、数年に1回掘り起こしては捨てるべきか悩んで結局捨てないものが多い。

片付けたいのに片付けられない

モーリフォトエッセイ

物を捨てられない・片付け方がわからないのもあって、物に囲まれる感じで生活していた。あんまり着なくなった服も、買った本や漫画も、もったいない精神が発揮されて捨てられない。毎日家に帰ったら部屋の掃除機をかけて、生活で出たチラシやゴミは捨てているのに片付かないのが謎である。そもそも「片付けたいのに片付かない」ということを片付けられない人が思っているのはよくあると思う。でも片付けられないのは面倒くさがりとかズボラとかだけじゃなくて片付け方がわからないのである、たぶん。部屋の物を片付けては散らかる。人が来るたびに物を寄せたりしまったりして、数日生活したら元どおりになる。そんなことを思いながら、ふらふらブックオフに入ったときにたまたま読んだ本で片付けの意識が少し変わった。

片付け方を覚えたら断捨離が捗り始めた

モーリフォトエッセイ#11

物の捨て方がわからなかった私は、1冊本を読んだだけでだいぶ掃除が捗るようになった。もったいないから捨てられないというより、私は物の捨て方がわからなかった。なんとなく部屋の片付けをしていて、どれもまた使うような気がする・懐かしい・もったいないとか思う人は掃除の本や捨て方の本を読むといいと思う。いままで捨てるのが申し訳ないとか、捨て方がわからないと思っていたものは捨ててもいいものだった。捨てる物の基準とか、片付けのマインド的なものは当時の私にすごく刺さった。もう使わなくなった物とか、買ったけど着なかった服とか、数年に1回しか触らないようなものは「捨てても良い」もの。もちろん、その線引きは自分で決める。どうしても捨てられない思い出の品とか、そういうものはどんどん捨ててスペースを作ったら新しいものが入ってくる。着なくなった服とか、買ってなかった服も、売るなり捨てるなりした方が見たときの罪悪感も少なくて良い。人からもらった物ももらった時点でその役目が終わっていて、タンスで眠っているくらいなら誰かに譲ったり、捨てたりする方が良かったりする。

私は本も断捨離したのでその本はもうない

モーリフォトエッセイ#11

結局いくつかの掃除・断捨離にする本を読んだ。そんなに良かった本なのに、断捨離を習得した私はその本を断捨離した。断捨離は本来捨てる意味だけど、本はよっぽどぼろぼろにならない限り古本屋に売っているので、私のように物の捨て方がわからない人にまた届いたらいいなと思う。捨て方を覚えて数年。上手に断捨離できるようになったと思っていたけど、引越しを機に溢れた雑貨や服の居場所をどこに作ればいいかわからなくなった。物は少なくなったと思っていたのに、私は物が多いんだと思い知った。明日はまた、溢れた物を少し捨てたい。


 

 

Profile:モーリ
フォトグラファー / ライター
東京でバンドや人を撮影しながら、傍らで文章執筆をしています。
その他、ライブ写真やアーティスト写真、ポートレート、アパレルEC撮影などで活動中。

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model:高山ひかり



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