『アーユルヴェーダ』に基づく月経期の過ごし方を紹介した前回。
今回は、女性が1ヶ月の中で最も輝ける「卵胞期」の過ごし方を紹介します。
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卵胞期=“カパ”の時期
月経終了後、排卵前の約2週間は、卵胞期と呼ばれる時期。
卵巣の中で卵子の素となる原始卵胞が成熟するこの期は、『アーユルヴェーダ』では“カパ”の特徴を持つとされています。
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女性らしくキラキラ輝ける「エストロゲン(通称“美人ホルモン”)」の分泌量が増え、肌や髪にツヤが出て、精神的にも安定する卵胞期。
心身ともに絶好調で、何をするにも無敵なこの時期は、新しい化粧品を試したり、適度に身体を動かしたりと、いろいろなことに挑戦するベストなタイミングです。
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“その季節の過ごし方は、次の季節へ影響する”と考える『アーユルヴェーダ』では、卵胞期を活発的でアクティブに過ごすことで、次回の月経気に良い影響を与えるとされています。
ここからは、卵胞期に更なる美肌へと近づけてくれる食材を、ドーシャ別にチェックしてみましょう。
ドーシャ別おすすめ美肌食材
ヴァータ
おすすめの食材
甘みの強い果物、アボカド、温野菜、ビーツ、にんじん
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避けた方が良い食材
ドライフルーツ、ナッツ類、熟していない果物、葉物野菜
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ビッタ
おすすめの食材
甘みの強い果実、りんご、ざくろ、いちじく、洋梨、きゅうり、キャベツ、レタス、カリフラワー、じゃがいも、ココナッツオイル、オリーブオイル
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避けた方が良い食材
レモン、グレープフルーツなどの酸味の強い果物、ニンニクや生姜などの刺激の強い野菜、渋味のある野菜
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カパ
おすすめの食材
渋味のある野菜、葉物野菜、玉ねぎ、ビーツ、りんご、ざくろ、ドライいちじく、レーズン
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避けた方が良い食材
甘酸っぱい果物、アボカド、きゅうり、甘みがあり水分が多い野菜
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心も体も絶好調!無敵な時期をより快適に
女性がキラキラと輝ける卵胞期。
『アーユルヴェーダ』において、卵胞期に大きな影響を与える“カパ”の時期は、潤いが満ち、心身ともに安定するとされています。
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無敵な卵胞期は、特に避けるべきものはないものの、不規則な生活によりヴァータが乱れると、女性ホルモンの乱れにつながるので、無理は禁物。
絶好調な卵胞期を味方につけて、女性らしさに磨きをかけましょう。