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冬毛のリス【モーリフォトエッセイ#4】

ふわふわの動物と生活することを夢見てるフォトグラファーのモーリです。

ふわふわした動物との暮らし

モーリフォトエッセイ#4

子供の時はずっと犬と猫と生活してきた。私が赤ちゃんのときに仲が良かった犬で、ファズという名前の犬がいる。ファズは物心ついたときから私の友達で、子犬をもらいに行った時に「一番顔が黒くて変な柄だったから」というような理由でうちにやってきたと聞いた。ちなみに「ファズ」とはギターに繋ぐと歪んだ音が出る機材のことで、バンドマンだった親がつけた。(ファズの鳴き声は歪んでいなかった)

 

赤ちゃんの頃の記憶はあまり覚えていないが、ファズのごはんを横から横取りしてちょっかいだしたり、竹ボウキで毛並みを整えたりしてる仲睦まじい私と犬の写真がたくさん残っていて、きっと私が子供だとわかって接してくれる優しいお姉さん犬だった。私の赤ちゃんのときの写真はファズといろんな猫との写真ばかり。当時まわりにいた猫のことはあんまり覚えてないのにファズのことはずっと覚えている。だから私の幼少期は犬と猫に育ててもらったということにしておこう。

一人暮らしでもなにか飼いたい

モーリフォトエッセイ#4

幼少期から二十歳頃まで犬と猫と一緒に暮らしてきて、一人暮らしを始めたら帰宅して「ただいま」と言ってもニャーとかワンとか答えてくれる人がいないので寂しい。ペット不可の物件で一人暮らしでも一緒に暮らせる生き物は何がいるのか考えてみる。「金魚」「クラゲ」「ミニエビ」「ハムスター」「リス」「ハリネズミ」などなど、いろいろ調べたけど小動物もペット不可の物件では要相談のグレーゾーンらしい。

小動物は一人暮らしだとやっぱり心配なので、やっぱり飼うなら水槽で飼える生き物だろうか。クラゲは昔見た映画で、川にクラゲが繁殖して光っているシーンを見て、ふつうの水でも飼えるんだと騙されかけたけど調べたらやっぱり飼えなさそう。



ホロホロシュリンプを飼いたい

モーリフォトエッセイ#4

ホロホロシュリンプというミニエビがいる。このエビは雑貨屋さんやゲーセンの景品などで小さい瓶に入って売られていて、コケなどを食べるのでエサをやらなくても良いらしい。水が減ってきたら専用の水を足すだけ。エサをやらなくても元気に生きてくれるならパソコンの隣にホロホロシュリンプの瓶を置いておきたい。なにより私は海老が大好き。いつだかロフトの雑貨コーナーでそのミニエビが売られているのを見たときに買っておけばよかった。

リスに思いを馳せる

モーリフォトエッセイ#4

井の頭自然文化園の「リスの小径」に行ったら、リスは自由に柵の中を走り回って野菜をかじっていた。いままで犬と猫しか一緒に暮らしてこなかったけど、リスが1万円くらいで購入できると聞くと、リスとの生活に憧れを感じたりする。リスが果物をかじっている動画をみながら、リスのために食べやすいサイズに果物を刻んでかじってる音を聞いてみたいなと想像する。いつかペット可の物件に引っ越しができたら、ふわふわの動物を迎え入れたい。

モーリフォトエッセイ#4

Profile:モーリ
ライブフォトグラファー / WEBライター
東京でバンドや人を撮影しています。ときどき文章。
その他、ライブ写真やアーティスト写真、ポートレート、アパレルEC撮影などで活動中。
(WEB:https://mo-ri.myportfolio.com/ instagram:@lemonadeblue24  Twitter:@sadistic24 )

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