ゴールデンウィークの間にやりたいことが多すぎて、頭がパンクしている。連休を迎えるまえに一度整理しておきたい。
やりたいことを頭でリストアップし過ぎる
今年のゴールデンウィークも家で過ごすことになった。またジムに行きたいとか、新しい収納を組み立てようとか、やろうとしてやっていないことはたくさんある。すぐにできそうなやりたいことから、すぐにはできないやりたいことが誰にでもあるけど、全てのタスクを横並びにするとどれからやっていいかわからなくなってしまうのだ。少ない時間のなかでみんな自分のルーティーンやタスクをこなしている。着替え、風呂、歯磨きとか、毎日あたりまえにやることのなかに少しずつ習慣を増やしていくこと。習慣化してしまえばあたりまえのようにできるのに、意外とみんな自分の習慣を増やすことができず、3日坊主になってしまう人が多いのだと思う。
新しいルーティーンを増やすのは難しい
朝起きて、歯を磨いて、着替えて、朝ごはんを食べる。いまの自分のルーティーンはいくつあるだろうか。いろいろなことが毎日の生活で少しずつルーティーンとなっていて、特に何も考えなくともこなしているタスクがたくさんある。いくつもあるタスクのうちから、「やりたいと思っていること」を組み込んでいくのは意外と難しい。例えば、私は「粗大ゴミを捨てたい」とか「買ったゲームをやり込みたい」とかしばらく思っているが、ゲームすらまともにやり込みできていない。今日久しぶりに開いたゲームは、それなりにやり込んだつもりでも総プレイ時間を数えたら、まだ24時間すら超えていなかった。頭の中が常に横並びでタスクがある状態は、休日に「今日こそやろう」と思わせるのは良いけどどれも中途半端に終わる可能性がとても高い。
書き留めたことはもう一度みないと意味がない
まえにエッセイで手書きの手帳で予定やタスク管理をする話を書いた。私は書くこと自体はとても好きなのだけど、手帳も習慣のひとつで書くときと書かないのときの差が激しい。こまめに気になったことを書き留めたり、今日あった出来事を振り返ったり、先の予定を組んだり、黙々とやっていることもあれば、忙しくなってくると手帳すら開かないことがある。忘れっぽい生き物なので、書いても手帳を開くまで忘れていることもよくある。書いて覚えるというより、書いたのとあとでみて思い出すために書く。だから、あとで見ないなら正直書いている意味もほとんどなくて、付箋や箇条書きの紙など、身近なやるべきことは常に目に見えるところになければだめなんだと再確認している。
まずは優先度の高いものからひとつずつ終わらせる習慣を
とても基本的なことだけど、意外とできない人が多いのがひとつずつ終わらせること。マルチタスクはできないとわかっているのに、頭の中で気付いたら次から次へとマルチタスクを積み上げてしまう。私と同じこういうタイプの人は自分の中にひとつのことが終わらないと新しいことをはじめてはいけないルールを常に掲げておくと良い。あきらかに1日で終わらない「やること」を頭の中で積み上げてしまった時は、紙に書き出して優先度順に並べる。ゲームは優先度が高くても低くてもいいのだけど、どれもやろうとせず、思い切ってゲームをやる日と一切やらない日があってもいいかもしれない。頭の中でごちゃごちゃとやりたいことを積み上げては先延ばしにせず、ひとつずつ整理して優先度を決めていきたい。
Profile:モーリ
フォトグラファー / ライター
東京でバンドや人を撮影しながら、傍らで文章執筆をしています。
その他、ライブ写真やアーティスト写真、ポートレート、アパレルEC撮影などで活動中。
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