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冬になるといつも手足が冷たい、脚やおなかを触るとひんやりしているなど、冷えを感じている人は結構多いもの。体温を測ると35℃台という人は身体が冷えているため、体温が低くなっています。中には夏でも手足が冷たいという人も…。冷えは不調の原因になりやすく、身体を温めることはとても重要なことです。特に女性はホルモンバランスや筋肉量など、男性に比べて冷えやすくなっています。ですが温活をすると冷えの改善ができ、美肌や体質改善など嬉しい効果を得られます。この記事では、温活で得られる効果、冷えの原因や温活の仕方などを解説します。冷えを感じている人はぜひ読んでみてください。
温活は美肌効果や体質改善効果が得られる
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温活は文字通り身体を温めるための活動のこと。腸活や婚活など、〇活という言葉はもはや定番ですね。温活をするメリットはたくさんありますが、女性にとってうれしい効果の一つである美肌効果です。温活=美肌はいきなり結びつかないですよね。これは温活をすることで身体が温まり、凝り固まった筋肉がほぐれることで血行が良くなるために得られる効果です。肌は日々新陳代謝し、生まれ変わるために細胞が働いています。この働きには栄養素が必要不可欠なのですが、その栄養素を運ぶ役割を担っているのが血液です。血液は筋肉がポンプの役割を果たし全身に送られます。この時、筋肉が冷えて凝り固まっていると、ポンプ機能がうまく働かず、全身の血行が悪くなります。
温活をすると、筋肉がポンプ機能をスムーズに行えるようになるため、肌に必要な栄養素が行きわたり、肌の生まれ変わりをサポートしてくれます。また、全身の血行が良くなることで基礎代謝がアップするので、ダイエット効果や生理痛の軽減、肩こり解消にもつながります。太りやすい、生理痛がひどい、肩こりがつらいなどの体質に悩んでいる方にとってはとても嬉しい効果が得られますよ。
温活をするには「温」を意識して
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温活に興味はあるけど、どうしたらいいの?と悩んでいる方は、日常生活での「温」を意識してみてください。例えば、食生活での「温」、衣服の「温」、住居の「温」など、挙げればたくさんあります。特に意識したらよい「温」を以下にまとめました。
意識したい「温」・温かい食べ物、飲み物を摂る
・靴下やレッグウォーマー、マフラー、腹巻など、冷えている部分を温められる衣服を身につける
・ストレッチ、ウォーキングなどの運動習慣を身につける
・なるべく入浴する
・マッサージ
温活をするには、まず身体を冷やさないこと、温めることが大切です。とても単純なことなのですが、振り返ってみると意外と実践できていないもの。サラダが好きな人は、温サラダや蒸し野菜、温野菜を食べる、白湯を飲んだり、常温の飲み物を飲むようにするだけでも温活となります。家の中でも靴下をはいたり、女性は特におなかが冷えると生理痛が悪化するので、腹巻を着用したりするのがベター。暖房をつけていて暖かくても身体の冷えは治りません。衣服で温めるのがおススメです。また、筋肉が冷えて凝り固まらないように、定期的に身体を動かすことが重要です。忙しい毎日の中で運動習慣を取り入れるのは大変かと思います。ですが家でできるストレッチやヨガ、休みの日にはウォーキングに出かけるなど、簡単に取り組める運動でOK。それプラス毎日入浴をするようにすれば、筋肉をほぐすことができます。入浴時もしくは入浴後にはマッサージをすると、より筋肉を柔らかくできますよ。
身体を冷やすと病気になる?
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冷えには「冷え性」と「冷え症」があり、これらは違うものとして区別されています。「冷え性」は体質のことを表しています。「冷え性」には明らかな原因がありません。一方で「冷え症」は貧血や低血圧など、明らかな冷えの原因があり、冷えの自覚が強い場合を表します。病気が原因で身体が冷えている場合は治療が必要になり治療することができますが、明らかな原因がない場合はスルーされがち。身体がずっと冷えている状態は内臓の機能が衰えたり、筋肉の動きが悪くなったり、睡眠不足を招くなど身体の不調を促進させる原因に。便秘、不眠症、肌荒れなど1つ1つの症状は重くないかもしれませんが、これらが原因で日常生活に支障が出る可能性があります。温活は健康面でも重要な活動と言えるので、できることから始めてみましょう。
温活で身体も気持ちもポカポカにしよう
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温活をすると嬉しい効果がたくさん得られます。肌質や体質を改善したり、身体がポカポカすることで痩せやすくなったりと身体を労わることができます。身体の調子が良ければ、気持ちもなんだか上向きになりますよね。温活を始めて身体と気持ちをポカポカにすれば、自然と背筋が伸びて表情も明るくなります。今日からでもすぐに温活を始めてみてください。