2025年9月、SNSやニュースで急上昇したワードのひとつが「#推し旅」。
“推し”の誕生日やイベントに合わせて地方へ足を運ぶファンが増え、旅先の観光地やカフェが“聖地化”する動きが話題になりました。
従来の「ライブ参戦」だけでなく、「推しの出身地巡り」や「作品の舞台をめぐる旅」など、楽しみ方も多様化。
9月は連休やシルバーウィークも重なり、「ちょっと遠くまで“推しに会いに行く旅”」が女性の間でブームに。
この記事では、9月に広がった“推し旅”ブームの背景と、SNSで人気になったプラン・聖地・楽しみ方を紹介します✨
なぜ9月に「推し旅」がブームになったのか?

出典:photo-ac.com
① 秋の連休がきっかけで「遠征計画」が活発化
9月は祝日が多く、まとまった休みを取りやすい季節。
「夏イベントが落ち着いて、今度は旅に出たい」という心理が後押しし、SNSでは「#推し旅」「#聖地巡礼」「#遠征準備」などのタグがトレンド入りしました。
新幹線やホテルの早割を活用しながら、“推し費”を賢く使う女性が増えているのも特徴です。
② 「推し活=自分の癒し」という考え方が浸透
以前は「推し活=ライブ」や「グッズ収集」が中心でしたが、2025年は“心のリセット”として推し旅を選ぶ女性が増加。
「好きな人(推し)に癒されたい」「非日常の景色に浸って現実をリセットしたい」という気持ちが背景にあります。
特に、好きな人の出身地や作品の舞台を実際に訪れることで、より深い“繋がり”を感じるという声も多く見られました。
③ 写真・映像文化との相性が抜群
旅と推し活の相性が良いのは、写真映え・SNS映えの強さにもあります。
推しカラーの洋服やアイテムを身につけ、同じ構図で写真を撮る「推し色フォト」や、「推しが見ていた景色を再現」する投稿が増加。
TikTokやInstagramでは、「#推し旅フォト」「#オタク女子旅」がトレンドとして定着しました。
9月に話題になった“推し旅スポット”
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聖地①:京都・東山エリア(映画・アニメ舞台)
秋風が心地よい9月、京都では映画・アニメの舞台巡礼が人気。
特に「千年の祈り」「君に咲く花」などロケ地となったカフェや神社がSNSで急上昇しました。
“着物×推し色×和スイーツ”という組み合わせは、写真にも思い出にも残る定番コースに。
聖地②:東京・渋谷〜代々木(ライブ・フェス聖地)
9月は音楽イベントが集中。代々木体育館・ぴあアリーナMMなどでは大型ライブが開催され、
「ライブ+推しカフェ」「ライブ+ホテルステイ」が女性に人気の週末プランに。「ライブ終わりに渋谷スクランブルで記念撮影する」など、観光地とエンタメが融合した形も見られました。
聖地③:北海道・富良野(ドラマ・映画ロケ地)
9月の富良野は紅葉が始まる直前で、撮影スポットとしても人気。
「推しが出ていたドラマの撮影地に行ってきた」「同じ場所で写真を撮れた」という報告がSNSで話題に。
自然と空気がきれいな場所で“推しを想う時間”を過ごす旅は、まさに癒しの極みです
“推し旅”をもっと楽しむためのヒント
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① 推しの色・モチーフを旅のコーデに取り入れる
例えば、推しのイメージカラーが青なら「ネイルをブルーに」「小物を青系で統一」。写真に映ったときも統一感が出て、旅全体がひとつの“作品”のようになります。
② SNSに残すときは“日記風”がおすすめ
ただ写真を載せるだけでなく、「推しの笑顔を思い出しながら歩いた道」「同じ空の下にいられた日」など、気持ちを言葉にすることで、より“自分の物語”として残せます。
③ 推し友との“共有ノート”を作る
旅の計画や写真、感想を一冊にまとめると、次の遠征のモチベーションにも。ノートやアプリで“推し旅アルバム”を作るのが2025年流。
まとめ
9月の“推し旅”ブームは、単なるオタ活や観光ではなく、
「好きな人・好きなものを通して、自分を癒す旅」 という新しい文化。仕事に疲れたとき、心が少し沈んだとき―「推しに会いに行く旅」「推しの景色を見に行く旅」は、何よりも前向きなエネルギーをくれます。この秋、あなたも“推しを感じる旅”で、自分の心をふわっと満たしてみませんか?



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