物を買うとなんか満たされるというか、満足感が大きい。特に洋服とかコスメとかたくさん買って眺めて今日も満足する。
自宅時間が増えると欲しいものばかり増える
自宅でなんとなく過ごしていると、インターネットでだらだと欲しいものを見始める。すぐに必要じゃないが、あったら便利なもの、ちょっと節約すれば買えそうなもの、新調したいもの。暇な時間や休憩時間にスマホを握ってベッドに転がってショッピングサイトを眺めながら、お気に入りに追加して欲しいものをどんどん並べているのである。使う分には特に問題ない収納棚も、よくみると乾燥で板が割れているし、ガタついていて良くない。ニトリでかわいくて安くてカラフルな棚がいっぱい出てきて、買い替えするか、もうちょっといまの棚で頑張るか、スマホを眺めながら永遠に悩んでいる。散々悩んだ末、結局棚は買い替えない方がいい結論になり、次の日に忘れてまた探し始めるのだ。
節約したいのに気づいたら浪費するのはやめたい
友達とごはんに行ったり、飲みに行ったりする機会が減った分、毎月のお金が少し浮く。普段の夏とか年末であれば1回5千円の飲み会が週1回あったら交際費だけでだいたい2万円くらいとしよう。飲み会に行かなくなって単純に2万円くらいが浮くので、毎月そのお金で何を買ってやろうかという気持ちが湧いてくる。わたしの金銭感覚の目安は「友達とのランチなら千円オーバーでもOKだけど、ひとりならできるだけ500円くらいに収めたい」。たぶんコンビニランチは節約したいと思う人が多いだろうけど、最近は少しお金が浮いているのでひとりのお昼ご飯でも千円オーバーを許容し始めている。そもそもコンビニで500円以内に収めるのが至難の技すぎる。頭では「将来のために貯蓄したい」と思っているけど、実際手元にお金があるとお金を使いたくなって、小さい浪費を繰り返す。
着れない服や読まない本はできるだけ買いたくないはずなのに
コスメとか洋服とか、買って眺めて気持ちが満足するものは、楽しいので良い。衝動買いして着れなかった服は無駄遣いでしかない。基本物はデザイン重視で買うので、かわいいと思うと「痩せたら着よう」とか思って、買って結局たいして痩せることもなく、メルカリで売ったりする。なんとなく買って着られない服や使わなかったノートや、読まなかった本。このへんのもったいない買い物たちをできるだけ減らして行くのが重要である。コンビニで足りない気がしていっぱい買うけど、食べてみたらお腹いっぱいでこんなにいらなかったと思うような浪費もできるだけ減らしたい。雑貨屋でかわいい缶とか置物を買うけど帰宅して必要なかったと思う買い物も減らしたい。無理して節約して貯めるのではなく、気づいたらお金が余ってたくらいが理想すぎるのに、永遠に浪費と格闘していく気がする。
高い買い物は勇気がいるけどさらに満足度が高い
こんなに浪費を減らしたいということを書いたが、最近寝具を7万円で新調した。寝具は滅多に買い換えるものではないし、絶対に毎日使うので高くても買ってよかった。このせいで家の全部を新調したい病にかられていて、勢いにまかせてヘアアイロンやスピーカーまで新しくしようとか考えているのである。当然そんなに頻繁に高い買い物もできないので、なにかを買うために毎日ジュースとか、おやつとか、ちょっとしたものを我慢して、節約をしながらまた大きな買い物する日を待っているのだ。
Profile:モーリ
フォトグラファー / ライター
東京でバンドや人を撮影しながら、傍らで文章執筆をしています。
その他、ライブ写真やアーティスト写真、ポートレート、アパレルEC撮影などで活動中。
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