昨年韓国で誕生したばかりのコスメブランド『hince(ヒンス)』をご存知でしょうか?大人っぽいニュアンスカラーとアイテムのクオリティの高さが日韓をはじめとするコスメ好きの心をくすぐり、私もその魅力にはまってしまった一人です。
出典:hince.jp
今回は『hince』のブランド初となるアイシャドウパレットを実際に試してみたので、ご紹介します。
『hince』ってどんなブランド?
2019年に韓国でローンチされ、瞬く間に大人気となった『hince』。ブランドコンセプトは「Mood-Narrative」で、“豊富なカラーを通して、一人ひとりの持つ本来の美しさを表現してほしい”という想いが込められています。
日本には今年上陸したばかりにもかかわらず、アンニュイな世界観とカラーバリエーション豊富なアイテムたちが既にコスメフリークを虜に。柔らかく品がありながらも独創的なカラーが多いのが特徴で、くすみ感のあるニュアンスカラーがとにかくおしゃれな『hince』は、インスタグラムなどのSNSを通してその人気に火がつきました。
何年か前までは韓国コスメ=ポップで可愛らしい雰囲気、というイメージがありましたが、ここ最近は系統が変わり、シンプルで洗練されたアイテムが人気に。『hince』は従来のファンシーなイメージのコスメブランドとは違い、大人っぽい上品さとアーバンな雰囲気のあるブランドです。
All About Attitude Collection 『NEW DEPTH EYESHADOW PALETTE』の詳細
All About Attitude Collectionはブランド5番目となるコレクションで、テーマは'My Own Attitude' 。惰性を破る落ち着きのある軽快なカラーと多彩なテクスチャープレイが自分の中の観点と姿勢を自由にする、という意味合いが込められているそうです。
『hince』初となるファン待望のアイシャドウパレット『NEW DEPTH EYESHADOW PALETTE』は、ベーシックなブラウンと個性的なカラーのコントラストが新しい“GENTLE & FIRM”と、モーブ系カラーが大人っぽい“OFF BALANCE”の2種類の展開。2020年秋冬トレンドカラーはセルリアンブルーとモーヴピンクですが、“GENTLE & FIRM”にはこなれカラーのブルーが、“OFF BALANCE”には、ラベンダーやくすみピンクなど、トレンドのモーヴカラーが入っているので、両パレット共にトレンドの目元を演出することができます。
出典:hince.jp
パレットには10種類の多彩なカラーだけでなく、テクスチャーの異なるアイシャドウが入っており、濡れたようなまぶたにする、クールでマットな印象に仕上げる、ラメたっぷりで華やかに仕上げるなど様々な表情を作ることができるパレット。カラートーンが統一されていながらも様々な組み合わせと質感が楽しめる構成になっています。
出典:hince.jp
いずれのパレットも主役になるグリッター入りで、テクスチャーはシマーからマットまで多様。パレットの10色はベースカラー、中間色のミディアムカラー、ポイントカラー、締め色となるシェイドカラーの4種類、テクスチャーは、シマー、サテンマット、ベルベットマット、マットグリッター、シマーグリッター、クリスタルグリッターに加えGENTLE & FIRMにはサテンシマー、OFF BALANCEにはペイントバームの計8種類で構成されています。
スウォッチとおすすめの組み合わせ
今回はGENTLE & FIRMのパレットを試してみました。
パッケージの曲線が何とも美しく、開封前からテンションが上がります。笑
パレットを開くとおしゃれカラーのアイシャドウたちがお目見え。保護シートにはカラー名が書かれています。
Low key:ベルベットマット / ライトイエローベージュ
Ambient:シマー / ライトピッチ
Deep glow:マットグリッター / ディープブラウン
Heavy-duty:シマーグリッター / コッパーブラウン
Creed:ベルベットマット / ディープブリックオレンジ
Stand out:クリスタルグリッター / ホワイトゴールド
Mellow up:ベルベットマット / ソフトブラウン
Clear-cut:グリッターバーム / ホワイトグリッター
Attitude:サテンマット / ミューテッドブルー
Hard-line:サテンシマー / パールブラウン
私はブラウン系のアイシャドウパレットが大好きで、普段からブラウンメイクばかりしているのですが、そんな私にはぴったりのパレットで大歓喜。どの色も見たままの発色で、高発色かつ高密着なパウダーの良質さに感動しました。
NEW DEPHT EYESHADOWは、サテンマットが不思議な質感で、見た目はマットなのに触るととても柔らかく、文字通りサテンのような肌触り。すりガラスのようにほんのり艶感のある色味がおしゃれです。マットといってもシルキーな質感なので、ふんわりと肌に馴染んでくれてグラデーションが作りやすいのがいいですね。
グリッターはグリッターバームになってるので、指で軽く叩くようにして目元に密着させます。この手のタイプのザクザクグリッターはまぶたに乗せても付きが悪く、ポロポロと落ちることが多いですが、密着力がありしっとりとしているのでラメが落ちることはありませんでした。ざっくりというとマット系はさらさら、ラメ系はしっとりとした質感です。
出典:hince.jp
私はパーソナルカラーがイエベ秋ということもあり、“GENTLE & FIRM”を選びましたが、発色の良さとアイシャドウの粉質の良さに魅了され、モーブピンクの“OFF BALANCE”も購入を検討しています。笑
本当にそれぐらい使うたびに気分が上がるおすすめのアイシャドウパレットで、これまで数多くのパレットを使ってきましたが、今までに出会ったアイシャドウの中で一番好きかもしれないと言える程気に入っています。
最後に、GENTLE & FIRMを使った私のデイリーメイクを2つご紹介いたします。
アイホール全体 / Stand out、二重幅 / Mellow up、黒目の上 / Heavy-duty、目尻 / Deep glow、涙袋 / Ambient
こちらはいわゆるお仕事メイクです。
目頭,眉下 / Stand out、アイホール全体 / Ambient、二重幅,下瞼/ Creed、黒目の上下 / Clear-cut、目尻 / Hard-line
プライベートはこんな感じで派手めです。笑
ここまでテクスチャーのバリエーションが豊富なアイシャドウパレットは初めて使いましたが、どのカラーも重ね塗りしても粉っぽくならず、肌に溶け込むようにしっとりしています。まぶたにピタッとくっついているように密着度が高く、本当につけ心地が抜群。口コミ通りデパコス並みのクオリティです。
ブラシで軽く取るだけでも十分綺麗に発色してくれて、10色も入っているのに捨て色が1色もない!このクオリティで4,000円程度で購入できるのでコスパも最高です。
まとめ
止まらない韓国コスメ人気の中でもホットなブランド『hince』。NEW DEPTH EYESHADOW PALETTEは、これひとつでトレンドを取り入れたおしゃれなアイメイクができる最強のアイシャドウパレットです。
hinceのアイシャドウのすごいところは、なんといっても粉質の良さと密着感!四六時中マスクをつけているこんなご時世だからこそ、『hince』のアイシャドウで目元を綺麗に輝かせましょう♡