副業を始めるまえに知っておきたい知識

最近では、副業をするのが当たり前の世の中になってきました。
副業をすることで生活にもっと余裕をもったり、趣味の費用にあてるなど…本業と別で収入があったら、嬉しいですよね。

でも、副業は無条件にやっても良いわけではありません。

勤務先の就業規則で禁止されていることがある

勤務先の就業規則で、副業が禁止されている可能性があります。
まずは就業規則を確認してみましょう。

副業を禁止している理由は企業によってさまざまですが、ほとんどの場合に「本業に集中できなくなるから」であることが多いです。

とはいえ本業が給料を増やしてくれるわけでもないなら、プライベートの時間を自由に使って副業をしたいと考えるのも自然なはず。

では、勤務先に副業がバレてしまう可能性はあるのでしょうか？

確定申告を行うことで勤務先にバレる可能性がある

本業として会社に勤めている人が副業をした場合、副業での所得が年間20万円をこえた場合には、確定申告をすることが義務付けられています。

確定申告をするということは、所得が増えたことを税務署に伝えるということです。
所得が増えると住民税が高くなるため、経理担当が副業をしていることに気づいてしまう可能性があります。

つまり、年収が年間で20万円を超えない程度の副業であれば確定申告をする必要がないため、バレてしまうことはありません。

なお、口は災いのもととは言う通り、社内の人に副業の存在を伝えるのはひかえることをおすすめします。

ライブ配信で収入があれば副業になる

ライブ配信も、収益を発生させることが可能です。
たとえばリスナーさんから投げ銭をいただいたり、ギフトをいただくなどの方法で収入を得ることができます。

スマホひとつでライブ配信ができるので、初期費用が不要な副業として有力な候補と言えます。

ライブ配信を副業で始めるときの注意点

ライブ配信を副業で始める際の注意点もご紹介していきます。

毎日の配信時間を確保する

ライブ配信は、定期的に配信をおこなう必要があるものです。
つまり、本業とのバランスを取りつつも、コンスタントに時間を確保しておく必要があります。

本業で疲れてしまって副業に力が入らなくなる、という人が多い中で、ライブ配信を続けることにも力をさかなくてはいけません。

とはいえどんな副業でも、同じように時間は取らなくてはいけないものです。
本業で疲れたあとにリスナーたちとコミュニケーションをとり、楽しみながら稼げる人に向いています。

配信内容を事前に決めておく

ライブ配信で稼いでいくなら、どんなジャンルで何を強みに配信していくのかを事前に決めておくことをおすすめします。

たとえば、下記のような点をもとに考えてみてはいかがでしょうか。

・弾き語り
・歌ってみた
・踊ってみた
・マジック
・雑談

特技があれば披露をしながら、リスナーとコミュニケーションをとるのも楽しいです。

大切なのは、「リスナーに参加してもらう」ことです。
リスナーを巻き込んで一緒に盛り上がることで、応援してくれる人が現れて収益に繋がっていきます。

副業で稼ぎたい方におすすめのライブ配信アプリ

ライブ配信を副業として稼ぎたい人に、おすすめのライブ配信アプリもご紹介します。

ピンときたものを選んで、さっそく始めてみてくださいね。

ミコライブ

配信ジャンル	ライブ配信
対象年齢	17歳
所属ライバー数	1万名以上
DL数	3億以上
端末	iPhone、Android、iPad
アーカイブ配信	あり
コラボ配信	なし
利用料	無料
運営会社	Mico World Limited

「ミコライブ」は、世界中のライバーたちのライブ配信を無料で楽しめる、ライブ配信アプリです。
日本のライバーはもちろん、海外のライバーたちのライブ配信もみることができます。
たとえば外国語を学んでいる人は、ライバーたちの配信をみて語学学習に役立てるという手も。

運営元は日本の企業なので、日本語の対応もバッチリなので安心です。

ライブ配信内容は、雑談や、歌ってみた、踊ってみた、お絵描きなどさまざま。
初めてライブ配信をするという人も、利用しやすいライブ配信アプリです。

Pococha

配信ジャンル	ライブ配信
対象年齢	18歳
所属ライバー数	3万8千人以上
DL数	255万以上
端末	iPhone、Android
アーカイブ配信	あり
コラボ配信	なし
利用料	無料
運営会社	株式会社ディー・エヌ・エー

コミュニティ機能が充実しているので、リスナーたちと気軽に交流を楽しみやすいライブ配信アプリです。

投げ銭のほかに、時間制で稼ぐこともできます。

配信で人気が出たライバーたちの中には、イベントや雑誌への出演を果たした人もいます。

ふわっち

配信ジャンル	ライブ配信
対象年齢	13歳以上
所属ライバー数	非公開
DL数	100万以上
端末	iPhone、Android
アーカイブ配信	あり
コラボ配信	あり
利用料	無料
運営会社	株式会社A Inc.

ユーザー層が20〜40代と広く、働いて稼ぎのある年代が多く利用しているため比較的稼ぎやすいと言われています。

また、一般的なライブ配信アプリの還元率が20〜30％である一方で「ふわっち」では50％と、高めに設定されています。
還元率が高いことからも稼ぎたいライバーたちに人気です。

ただし、コメントが匿名でできることもあり過激なユーザーが存在するほか、ニコ生出身のライバーが多いことも特徴です。

HAKUNA

配信ジャンル	ライブ配信
対象年齢	17歳以上
所属ライバー数	6,000人以上
DL数	500万以上
端末	iPhone、Android
アーカイブ配信	なし
コラボ配信	あり
利用料	無料
運営会社	株式会社MOVEFAST Company

「HAKUNA」は、顔出しなしでできる「ラジオ配信」をしたい人に向いているライブ配信アプリです。

メインのテーマは雑談で、アイドルや芸能人はほとんど参加していないこともあり、素人でも比較的稼ぎやすいはず。

もともと海外で配信されていたアプリで、日本で利用者が増え始めたのは最近です。

IRIAM

配信ジャンル	バーチャルライブ配信
対象年齢	年齢制限なし
所属ライバー数	800名以上
DL数	33万
端末	iPhone、Android
アーカイブ配信	なし
コラボ配信	あり
利用料	無料
運営会社	株式会社IRIAM

「IRIAM」は自分で用意したイラストをもとにアバターを作ってライブ配信をする、バーチャルライブ配信型のアプリです。

AIが作成したアバターは、自分の顔の動きにあわせて動きます。

マイクを利用して自分の声を変えながらアバターとして配信をするなど、自分ではなくアバターとしての配信で活躍していきたいときにおすすめです。

Spoon

配信ジャンル	音声専用ライブ配信
対象年齢	13歳以上
所属ライバー数	8000名以上
DL数	1800万
端末	iPhone、Android、iPad、PC
アーカイブ配信	あり
コラボ配信	あり
利用料	無料
運営会社	株式会社 Spoon Radio Japan

もともと韓国発祥の「Spoon」は、音声専用のライブ配信アプリです。
顔出しをしないことに特化しているため、声やトーク、歌に自信がある人たちが集まります。

ライバーとリスナーが話せる「トーク配信」ができるなど、話すことで稼いでいきたい人にも向いています。

ピカピカ

配信ジャンル	音声ライブ配信
対象年齢	12歳以上
所属ライバー数	非公開
DL数	50万以上
端末	iPhone、Android
アーカイブ配信	あり
コラボ配信	あり
利用料	無料
運営会社	夢の光株式会社

「ピカピカ」は中国発祥の音声ライブ配信アプリです。

音声だけでライブ配信ができるため、顔出しをしたくない人にぴったり。

音声ライブ配信サービスなので、声で演技をしたり、歌ったりなど、声に関する配信内容がかなり充実しています。

17Live

配信ジャンル	ライブ配信
対象年齢	12歳以上
所属ライバー数	54,000人以上
DL数	4500万以上
端末	iPhone、Android、iPad
アーカイブ配信	あり
コラボ配信	あり
利用料	無料
運営会社	株式会社17 Media Japan

ライブ配信サービスとして知名度の高い「17Live」は、世界的にもユーザー数が多くグローバル規模で展開しています。

他のライブ配信サービスと比べて、男性ライバーも多いです。

女性ライバーはトーク力や歌唱力が高いなどの特技を持ち合わせた美人が多く、ライバルとなるライバーたちのレベルは高いです。

トークライバー

配信ジャンル	ライブ配信
対象年齢	18歳以上
所属ライバー数	1500人以上
DL数	非公開
端末	iPhone、Android、iPad
アーカイブ配信	なし
コラボ配信	なし
利用料	女性無料、男性有料(最大70円/1分)
運営会社	株式会社マシェバラトーク

女性しかライバーになれないライブ配信アプリです。

リスナーは女性が無料、男性は有料となっており、ライブ配信は基本的に男性向けな内容になります。

個別チャットができるなど、男性リスナーを喜ばせて稼ぎたい女性に向いているサービスです。

BIGO LIVE

配信ジャンル	ライブ配信
対象年齢	18歳以上
所属ライバー数	非公開
DL数	4億
端末	iPhone、Android、PC
アーカイブ配信	あり
コラボ配信	あり
利用料	無料
運営会社	BIGO Service Japan株式会社

シンガポールで設立されたアプリで、インドやタイなどのユーザーが多く利用しています。
日本人ユーザーはまだ少ないため、新規参入者として開拓しやすい環境です。

配信テーマは雑談からゲーム配信、リスナーと1対1配信などさまざま。
投げ銭の還元率は30〜50％と高めに設定されているため、初心者も稼ぎやすいです。

SHOWROOM

配信ジャンル	ライブ配信
対象年齢	無し
所属ライバー数	非公開
DL数	690万以上
端末	iPhone、Android、iPad
アーカイブ配信	なし
コラボ配信	あり
利用料	無料
運営会社	SHOWROOM株式会社

アイドル路線のライバーが多く、今後もアイドルとして活躍したい人やすでにアイドルとして活躍している女性ライバーに人気です。

リスナーもアイドルに興味がある男女が多く、気軽にアイドルのようなかわいい女性と交流できるのが特徴です。

MixChannel

配信ジャンル	ライブ配信
対象年齢	12〜17歳(親の同意必須)
所属ライバー数	11,000人以上
DL数	1,700万以上
端末	Android、iPhone
アーカイブ配信	無し
コラボ配信	無し
利用料	基本無料
運営会社	株式会社Donuts

現在は「ミクチャ」と呼ばれているライブ配信サービスです。

主に12〜17歳などの中学生から高校生がユーザーで、18歳未満の場合にはライブ配信可能時間に制限があります。

対象年齢が低いため、お金を稼ぐために利用するには向いていないかもしれません。

ツイキャス

配信ジャンル	ライブ配信
対象年齢	13歳以上
所属ライバー数	非公開
DL数	3000万以上
端末	iPhone、Android、iPad、PC
アーカイブ配信	あり
コラボ配信	あり
利用料	無料
運営会社	モイ株式会社

「ツイキャス」は、ライブ配信のテーマが豊富なライブ配信サービスです。

独自のあいさつの仕方があるなど、ユーザーどうしの仲間意識が高めの印象があります。

歌や雑談、旅行、ゲームなど、自由に配信テーマを決めて発信していきやすいです。

LINE LIVE

配信ジャンル	ライブ配信
対象年齢	無し
所属ライバー数	非公開
DL数	9000万以上
端末	iPhone、Android、iPad、PC
アーカイブ配信	あり
コラボ配信	あり
利用料	無料
運営会社	LINE株式会社

メッセージアプリとして知名度の高い「LINE」を提供するLINE株式会社が運営している、ライブ配信アプリです。

芸能人やアーティストなども配信を多く行っています。

友人間のライブ配信のほか、公開ライブ配信も行えますが、ライバルが芸能人になるため稼ぐハードルは高いです。

REALITY

配信ジャンル	バーチャルライブ配信
対象年齢	13歳以上
所属ライバー数	非公開
DL数	1000万以上
端末	iPhone、Android
アーカイブ配信	なし
コラボ配信	あり
利用料	無料
運営会社	株式会社Wright Flyer Live Entertainment

アバターを使ったバーチャルライブ配信ができるライブ配信サービスです。

アバターは30分で作成可能で、顔出しなしの匿名ライブ配信にて視聴や配信ができるのが特徴です。

ミラティブ

配信ジャンル	ゲーム実況ライブ配信
対象年齢	12歳
所属ライバー数	300万人突破
DL数	900万以上
端末	iPhone、Android
アーカイブ配信	あり
コラボ配信	あり
利用料	無料
運営会社	株式会社ミラティブ

「ミラティブ」は、ゲーム実況専用のライブ配信アプリです。

スマホで作成したアバターを使い、ゲーム関連のイベントを楽しめます。

プロゲーマーを目指している人は、ライブ配信を通して知名度をあげることも可能です。

LiveMe

配信ジャンル	ライブ配信
対象年齢	17歳以上
所属ライバー数	非公開
DL数	1億以上
端末	iPhone、Android、iPad、PC
アーカイブ配信	あり
コラボ配信	あり
利用料	無料
運営会社	運営会社はKS Mobile, Inc.

アメリカ発祥のライブ配信アプリで、世界中にユーザー数を多く抱えています。

配信ジャンルは雑談から恋愛トーク、ゲーム、ダンスなど幅広く、ライバーのレベルも高いです。

人気ライバーのコラボイベントは注目を集めています。
リスナーを楽しませるため、イベントを開催することができるライバーであれば人気が出るかもしれません。

まとめ

スマホひとつで気軽に副業を始めたいなら、時間の融通がきくライブ配信はとてもおすすめです。

無料で使えるライブ配信アプリは多いですが、どれも特徴が異なります。
複数のライブ配信アプリを使ってみて、しっくりきたものを利用し続ける、というのもゼロコストなので◎。

まずは気になったライブ配信アプリからライブ配信の様子を観て、自分の配信テーマを決めてみてはいかがでしょうか。